医療関係者の方へ

専攻医に向けて

卒業にあたって

2021年

川口貴士 先生

naka_1.JPG「外科研修を終えて」

石切生喜病院では2018年4月から2022年3月までの4年間、消化器外科志望の専攻医として働かせていただきました。
当院は救急指定病院であることから、多彩な救急症例を診察し、多様なcommon diseaseを経験できることに加えて、地域医療の中核を担う、癌拠点病院として消化管・肝胆膵の悪性腫瘍を含めた専門性の高い症例が集まっており、それらを診療することができます。
さらに当科の大きな特徴は、若手に与えられる執刀機会が多く、自分自身も上級医の指導のもと、600例近くの経験を積むことができました。腹腔鏡下ヘルニア修復術、胆嚢摘出術をはじめとした低難度手術から始まり、急性汎発性腹膜炎、腹腔鏡下S状結腸切除、肝外側区域切除などの中難度手術も数多くの症例を執刀させていただき、少数ではありますが、膵頭十二指腸切除や腹腔鏡下低位前方切除などの高難度症例の執刀機会をいただきました。手術は内視鏡外科学会技術認定医や肝胆膵外科高度技能指導医の先生方の指導のもと行われるため、非常に質の高い手術を勉強することが可能です。また、手術以外でも何か困ったことがあれば常に上級医に相談できる環境が整っており、外来診療から周術期管理までを行う上で万全の体制が敷かれています。
さらには、外科専門医取得に必要な専門領域以外の手術経験を積みつつ、学会発表や論文作成などの学術的な指導もしっかり受けることができたので、専門領域(消化器外科専門医)へ繋がる修練を積むことができる事も大きな特徴だと思います。

石切生喜病院での4年間を振り返ると、毎日のように手術があるため、忙しい日々でしたが、非常に充実した研修生活であり、外科研修を行う上で、全く隙のない病院だったと思います。このような恵まれた環境を与えてくださった先生方に感謝し、患者様と向き合える外科医となれるよう、今後も精進していきたいと思います。4年間ありがとうございました。

菰田あすか 先生

naka_1.JPG「石切生喜病院での外科研修を終えて」

 外科修練の1年目を大学病院で行い、2年目は石切生喜病院で行うことになりました。知っている先生が誰もおらず、救急外来もたくさん来る印象だったのでとても不安に思っていましたが、実際働き始めると先生方はとても優しく熱心に沢山教えてくださりました。手術中は熱く、時に厳しく、自分のできなさを不甲斐なく思うときもありましたが、手術が終わると談笑してメリハリのある指導をしていただきました。ビデオカンファでは、他の先生方の手術動画を見て学び、また自分の執刀症例も皆で見てアドバイスしてもらえたので、本当に恵まれた環境だったと思っています。この一年でできることが増え、とても楽しく充実した一年を過ごすことができました。

春からは乳腺外科医として働くことになりますが、この一年で学んだことを糧とし日々精進して参りたいと思っています。ありがとうございました。

2019年

中亮子 先生

naka_1.JPG「石切生喜病院での外科研修を終えて」

 1年前、「石切生喜病院」での外科修練が決定しました。それまでの私にとって「石切生喜病院」は「忙しい」「こわい」病院であり、正直、なぜ女子の私がそんな病院に行かなければいけないのか、と不安に思っていました。
 しかし、そんな不安はすぐに消えました。先生方を始め、病院に関わる全ての職種の方々がとてもフレンドリーで、すぐに溶け込むことができました。看護師さんは想像以上に優しく、臨床検査技師や放射線技師をはじめとした経験豊富なコメディカルの方々からは、たくさんのアドバイスを頂くことができます。また、どの科の先生方にもとても相談しやすい環境であり、「こわい」思いはまったくしませんでした。
 確かに、救急の症例は多く、自分の専門範囲外の疾患を診察することもありますし、緊急手術も少なくはなく、オンコールで呼ばれることだって、もちろんあります。「忙しい」ことは間違いありませんが、自分で手術適応の判断をすることが大変ではあるものの、非常に勉強になることばかりでした。
 大変な1年間ではありましたが、先生方のフォローもあり、外科医としてはいろいろな経験をした、本当に充実した1年でした。女医の方々は敬遠しているかもしれませんが、本当に全く問題なく、むしろ楽しく仕事できます!
 外科の先生方はもちろん、石切生喜病院に勤められているすべての職員の方々、この1年間、本当にありがとうございました。

2018年

廣瀬雄輝 先生

Hirose_1.jpg「石切生喜病院での外科研修を終えて」

 石切生喜病院で外科の修練を行うように言われたのがちょうど1年ほど前、その時の不安は今でも鮮明に覚えています。積極的に救急をとっているし、紙カルテだし、会ったことのある先生は一人もいないし・・・、と様々な不安がありました。ただ多くの不安がそうであるように、僕の不安も実際に石切で働いてみればそれが杞憂だったということが分かりました。
 確かに救急の症例は多くて、緊急手術も少なくなく、オンコールで呼ばれることだってもちろんありました。しかし、手術室や麻酔科の先生方との協力体制がしっかりしており、すぐに緊急手術の態勢を整えて頂けますし、また手術適応の判断に関しても上級医の先生にすぐに相談できたりと、大変ではあるものの非常に勉強になることばかりでした。
 紙カルテに関しては1ヵ月もすれば慣れてきて、大きな問題もなく業務を行う事ができました。それほど気にするものではなかったです。学会発表をさせてもらう機会もありました。しっかりと指導頂けたので、臨床における"実践"だけではなくその背景にある"理論"や"理屈"の理解も深まりました。
 毎週行われている手術症例の検討会での振り返りもまた大変勉強になるものの一つです。他の先生の手術症例の注意点や工夫したところ、あるいは上級医からのフィードバックなどもあり手術に対する考え方なども指導してもらえてとても良かったです。
 他にも鏡視下手術のビデオをみながら個人的に指導して頂けたり、外来で困った症例や悩んだ症例の相談にも乗って下さったりと、外科の修練に関しては想像以上にいろいろとご指導頂けました。確かに大変な1年間ではありましたが、先生方のフォローもあり外科医としては本当に充実した1年でした。
 石切生喜病院に勤められているすべての職員の方と外科の先生方、そして僕を信じて病と闘ってくれた患者さんに最大級の感謝を。この1年間、本当にありがとうございました。(実はまだ1ヵ月修練期間が残っている3月上旬の当直室にて)