患者さまへ

心臓リハビリテーション室

診療日・診察時間

心臓リハビリテーション室

月~土(祝日を除く。 9:15~17:00)

完全予約制(医師の指示のある場合のみ実施)

心臓リハビリテーションとは

心臓病の患者さまは心臓の機能低下や安静生活の影響で、運動能力や身体調整機能が低下しています。退院して家庭復帰・社会復帰するために、体力の回復が必要です。心臓病の患者さまが運動トレーニングを行うには、患者さまの病状や体力に合わせて運動の強さを調整し、心電図に異常が現れないか監視する必要があります。医師・看護師などの監視下で安全に運動トレーニングを行うことが必要であるのが、心臓リハビリテーションです。

心臓リハビリテーションの対象疾患

急性心筋梗塞・狭心症・開心術後・大血管疾患・慢性心不全・末梢動脈閉塞性疾患で、適応には循環器内科もしくは心臓血管外科の受診を行い、医師の処方箋が必要です。

運動処方

運動療法が良いと言っても、激しすぎては危険であり、軽すぎては効果がありません。当院では可能な限り、心肺運動負荷試験(CPX)を行い、適切な運動等を指導します。また、外来患者さまに対して、定期的に身体機能の評価を行い、身体活動量を用いて、日常生活での活動量を把握し、患者さまに適した生活を勧めています。

当院の心臓リハビリテーション室の特徴

当院では心臓リハビリテーション内に慢性心不全看護認定看護師が在席して、心不全看護外来指導室を併設しています。心疾患の患者さまを入院中から退院後外来継続して、個々の生活背景に沿った生活指導(運動・食事・内服など)やセルフモニタリング技術支援、心不全増悪予防・二次予防の自己管理のための教育支援を行っています。 心臓リハビリテーションを終了された患者さまには、心不全看護外来で継続して、定期受診の結果や生活を一緒に振り返り、在宅療養を継続できるように支援しています。

石切生喜病院における心臓リハビリテーションの展望

当院では、2015年12月より心臓リハビリテーションを開設しており、まだまだ日が浅く試行錯誤を繰り返しておりますが、当院の特色は外来心臓リハビリテーションに力を入れており、現在100名以上の患者さまに対し治療を行っております。
特に慢性心不全の患者さまの急性増悪による再入院を如何に減らすかを、最重要課題として取り組んでいます。慢性心不全の病態はそのスペクトラムが非常に広く画一的なリハビリテーションだけでは十分対応できない為、個別心リハを積極的に行って患者さまごとに最適な心臓リハビリテーションを行えるように努めています。
また、その目標達成のために院内の多職種連携のみならず、地域のクリニックや訪問看護クリニック等との連携も密にして、患者さまの生活環境の改善も含めた包括的な治療を目指しています。

小野めぐみ

小野めぐみ

看護部 主任
慢性心不全看護認定看護師
心臓リハビリテーション指導士

笠行 典章

笠行 典章

副院長 循環器内科 部長
日本循環器学会専門医

治療場所

当院の集団心臓リハビリテーションの流れ

問診・自己管理手帳の確認

準備体操・ストレッチ

準備体操・ストレッチ

入院中から自己管理指導を行い、外来患者と共に集団リハビリを行います

有酸素運動

有酸素運動

30分間の施行を目指しています。
短時間の患者様には、歩行やADL訓練など個々に合わせた心リハを行っています。

水分補給

レジスタンストレーニング

レジスタンストレーニング

チューブ・ボール・重錘を使用してトレーニングを行います。

整理体操

バイタル確認・終了

心臓リハビリテーションチームとしての各科の役割

病棟看護師

病棟看護師

心リハ前に自己管理手帳や体調の確認などの問診を行い、心リハ時には心電図モニタリングを行っています。
多職種間で入院中の患者さまの情報共有を行い、入院時に行った自己管理指導が外来でできているか、心リハ中に確認を行っています。

薬剤師

薬剤師

心臓リハビリテーション室では、入院時から退院後外来までを継続して服薬確認を行っています。服薬コンプライアンス不良の患者さまには、どうすれば服薬できるか、患者さまと一緒に考えアドヒアランスの向上に努めています。

臨床検査技師

臨床検査技師

主に心肺運動負荷試験(CPX)の機器操作、血圧の記録、データ管理を行っています。カンファレンスでは、CPX・心エコーについて情報提供を行いチームで共有しています。

理学療法士

理学療法士

心リハ開始時は個別で介入し、早期に集団心リハに移行しています。また外来心リハでは、患者さまの運動機能や動作能力評価を定期的に行っています。心機能に応じた運動量・運動強度を提示して、運動・体操の指導を行っています。

栄養管理士

栄養管理士

入院栄養指導では、入院前の食習慣を把握し、生活状況から問題点を抽出して改善方法を提案しています。外来では、塩分チェックリストを用いて、スクリーニングを行い、外来個人栄養指導を実施しています。また、エルゴメーター中に在宅療養中の食事に関する不安・疑問に対応しています。

心臓リハビリテーションチーム