診療科・部門紹介

DEPARTMENT

救急医療センター

この地域の2次救急指定病院として、365日24時間体制で幅広く救急応援しています。

当院の救急医療センターでは、初期治療を救急治療室で行っております。
院内には、ICU(集中治療室)、HCU(高度集中治療室)を完備し、各診療科と強力な協力体制をしいて、スムーズな医療の継続をはかっています。

 

※当センターでは、『一般社団法人 National Clinical Database』による”日本全国の外科系施設における外科症例の全数把握を目的としたデータベース作成を行う”という趣旨に賛同し、患者さま個人を特定できない形式でデータ登録を行っています。

ICU(集中治療室)について

ICU(集中治療室)では、内科系・外科系を問わず集中治療が必要な患者さまの治療・看護を24時間体制で行っております。
できるだけ苦痛がないように、安楽・安寧へのケアを行っています。

HCU(高度集中治療室)について

HCU(高度集中治療室)は、「High Care Unit」の頭文字をとったもので、ICUよりもやや重篤度が低い患者さま(手術後に集中治療が必要な患者さまや救急外来での治療後に引き続き集中治療を必要とする患者さま)の受け入れを行っております。

高気圧酸素治療(HBO)について

高気圧酸素治療とは

大気圧より高い気圧環境の中で、高濃度酸素を吸入することによる生理的、科学的、物理的作用により、病態の改善をはかる治療です。

治療効果

  • 溶解型酸素量の増加により、体内の末梢循環障害や低酸素状態の改善効果
  • 酸素による、細菌の発育を抑制する作用による抗菌効果
  • 体内に発生した気体を圧縮し再溶解させることにより末梢循環の改善をするとともに、組織の浮腫を軽減させる効果

適応疾患

治療回数 疾患名
1 7回を限度
(1ヶ月以内)
減圧症
1 7回を限度
(1ヶ月以内)
空気塞栓
2 10回を限度 急性一酸化炭素中毒その他のガス中毒(間歇型を含む。)
2 10回を限度 重症軟部組織感染症(ガス壊疽、壊死性筋膜炎)又は頭蓋内膿瘍
2 10回を限度 急性末梢血管障害
・重症の熱傷又は凍傷
・広汎挫傷又は中等度以上の血管断裂を伴う末梢血管障害
・コンパートメント症候群又は圧挫症候群
2 10回を限度 脳塞栓
2 10回を限度 重症頭部外傷後若しくは開頭術後の意識障害又は脳浮腫
2 10回を限度 重症の低酸素脳症
2 10回を限度 重症の低酸素脳症
2 30回を限度 網膜動脈閉塞症
2 30回を限度 突発性難聴
2 30回を限度 放射線又は抗癌剤治療と併用される悪性腫瘍
2 30回を限度 難治性潰瘍を伴う末梢循環障害
2 30回を限度 皮膚移植
2 30回を限度 脊髄神経疾患
2 30回を限度 骨髄炎又は放射線障害
2 その他 スモン

スタッフ紹介

部長・救急医療センター長 秋月 克彦

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