2023.09.08
教育研修センター長の堀尾です
私がこの研修医BLOGで記事を書くのはおそらく初めてとなるかと思います。
(これまでのブログ記事の写真にはちょくちょく登場していますが)。
さて、このたび研修医から嬉しい知らせをもらいました学会発表での優秀賞受賞です。
日本内科学会近畿地方会は年4回(基本3月、6月、9月、12月に)あり、初期研修医や内科専攻医など若手医師の症例報告を中心とした貴重な発表の場となっています。
初期研修医からの発表は毎回100題以上はあると思われますが、その中から事前の抄録選考で20題が一般演題ではなく「若手奨励賞」として発表の機会が与えられます。
さらに当日のプレゼン・質疑応答が審査され、20題の中から5題が優秀賞(最優秀1題を含む)として表彰されます。
いわば100題以上の中からの上位5題となるわけです
今回9月2日(土)に開催された第241回日本内科学会近畿地方会で、当院研修医2年目の吉田雅人先生が見事、その優秀賞を受賞しました
残念ながら私は当日吉田先生の発表に立ち会えておらず、彼の発表をリアルで見聞きすることはできなかったです(なので、彼の雄姿を写真で披露できないのが残念です)が、おそらく普段の吉田先生の診療に取り組む姿勢や院内カンファレンスでの発表の様子などから判断するに、立派なプレゼン、淀みのない質問での受け答えであったかと想像します(たぶん)
当院の研修医が内科学会地方会で優秀賞を受賞するのは、昨年12月の山口大輝先生(当時研修医2年目)に続いて2年連続となります
当院の研修医もなかなか大したものだと思いますが、何より普段研修をお願いしている各診療科での丁寧で熱心な指導の賜物だと感謝いたします
ということで、吉田君、受賞本当におめでとうございます
これを励みに更なる精進を重ね、よりまぶしい姿を後輩研修医に見せてあげて下さい。もちろん私たちにも
この後は、吉田先生本人からの受賞報告です。
初期臨床研修医2年目の吉田です。
まずはご指導いただきました森口先生をはじめ、消化器内科の先生方に心より感謝申し上げます。
また学会発表という貴重な機会を設けてくださった、堀尾先生に関しましても心より感謝しております。
この度は日本内科学会近畿地方会にて、このような賞を受賞することができ大変光栄です。
今回、僕はプライマリケアカンファレンスでも発表させていただいた、「肝機能障害を伴わない門脈体循環短絡症の1例」について発表いたしました。
近畿地方会で発表するとのことで、お忙しい中先生方にお時間を割いていただきながら、発表スライド・原稿ともに何度もブラッシュアップを重ねました。
僕自身近畿地方会での発表は2度目であったこともあり、程よい緊張感の中で発表・質疑応答を行うことができました。
学会発表という貴重な機会をいただきこのような賞をいただけたことは僕の中で大変自信になったとともに、学会に向けた準備の大変さと発表・質疑応答の難しさを改めて感じることができ良い経験となりました。
この経験を糧として今後とも日々研鑽に励んでいきたいと思います。