2024.04.01

初期研修を終えて(2024年)

石切生喜病院にて初期研修を修了された先生方よりコメントを頂きました。

 

大阪公立大学Iコース(たすきがけコース)にて1年間の研修を終えた先生方からもコメントを頂いております。

岩部 佳祐先生

「初期臨床研修を終えて」

2022年4月から研修をしていた岩部です。

 あっという間で充実した2年間でした。2年間の研修を無事終えることができたのは、熱心に指導してくださった先生方、研修をささえてくださったコメディカルの方々のおかげです。

 学生最後の2年間をコロナ禍で過ごし、まともにポリクリもできなかったため、医師がどのように働いているかもわからず、初期研修がはじまるまで不安でいっぱいでした。
 
 いざ、研修が始まってみるとそんな不安もなくなりました。上の先生方は、自分の志望科に関わらず、常に丁寧に温かく指導してくださりました。始めは、先生に言われたとおりに指示を出したり、手技をしたりするのに一生懸命でしたが、だんだんと自分から行動できるようになり、自分から治療方針を提案したりできるようになりました。2年の後半にさしかかると、自分主導で患者さんをみることも増えて、多くの経験をすることができました。

 来年度からは、他院で働くことになりましたが、石切生喜病院での経験を活かして、より人のためになれる医師になりたいと思います。最後になりますが、あらためてありがとうございました。

2年間大変お世話になりました。
また、何かご縁がございましたら、何卒よろしくお願いいたします。
岩部 佳祐先生

湊 俊毅先生

「初期臨床研修を終えて」

石切生喜病院で2年間の初期研修をさせて頂きました湊 俊毅です。

先日、研修修了式にて無事に初期研修を終了することが出来ました。
2年間を振り返ると、本当にあっと言う間で充実した時間だったなと思っています。素晴らしい指導医の先生方に丁寧に、手厚くご指導を頂き、医師として少しばかりではありますが成長できたと感じております。また、頼もしい同期、個性的な後輩達にも恵まれて楽しく、充実した研修生活を送ることが出来たと考えております。

石切生喜病院の良さのひとつに「人のあたたかさ」があると思っています。スタッフの方々、患者様含め、きさくで話しやすい方が多く、気持ちよく働かせて頂けました。本当に素晴らしい環境で研修することが出来たと思っております。無事に研修を終了できたのも様々な人に恵まれたからだと考えており、大変感謝しております。

4月以降は整形外科のスタッフとして働かせて頂くことになります。
少しでも病院、そして地域の方々のためになれればと考えております。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。
湊 俊毅先生

南野 祥子先生

「初期臨床研修を終えて」

初期臨床研修医2年目の南野祥子です。

まず初めに、私達を支えて下さった周りの方々のおかげで2年間無事に研修を終えることができました。指導医の先生方、スタッフの皆様、病院関係者の方々に感謝申し上げます。

去年の4月に入職し、右も左もわからないまま研修医生活がスタートしました。何をするにしても知らないことだらけでしたが、新しいことを毎日沢山学べることが楽しく、あっという間に2年が過ぎてしまいました。

2年目は外科医を目指して外科系の診療科を沢山ローテートさせて頂きました。指導医から1人の医師として向き合って頂くことが多くなり、ようやく人の命を預かる大変さを知りました。自分の思う通りの診療ができず悩むことも増えましたが、その度に手を差し伸べて頂きました。
先生方には沢山ご迷惑をおかけしたことと思います。諦めずに指導して下さり本当にありがとうございました。

また、数は少ないながらも、何事も頑張る同期が周りにいたからこそ自分も頑張ってこれたんだと思います。同期とともに優秀な先輩の後を追いかけ、後輩に負けないように切磋琢磨し、充実した研修医生活でした。

子供の頃から住んできたこの土地で、微力ながら地元に貢献できたことを嬉しく思います。 4月からは地元を離れて新天地で外科医としての生活が始まります。石切で学んだことを生かし、石切卒として恥じのないよう、精一杯歩んでいきます。
南野 祥子先生

吉田 雅人先生

「初期臨床研修を終えて」

石切生喜病院で2年間研修をさせていただいた吉田雅人です。

振り返るとこの2年間は大変充実しておりあっという間に終わってしまいました。
当院ではどの科の先生も熱心に指導してくださり、ローテートしていない科の先生であっても疑問や困ったことがあれば、いつでも相談に乗っていただける素晴らしい環境でした。

最初は右も左も分からず、とにかく日々の業務をこなすことで精一杯でしたが、その中で多くの先生方や先輩方に基礎的なことから専門的な医学知識や手技、患者様への接し方や医師としての姿勢に至るまで多くのことを教えていただきました。徐々に出来ることが増え主体性を持って動くことができるようになり、やり甲斐や楽しさを少しずつ感じることができました。この2年間で培った知識や医師としての姿勢は間違いなく私の今後の医師人生の礎になると確信しております。

研修医の先輩方、同期、後輩にも非常に恵まれた2年間でした。日々多くの刺激をうけ、共に仕事を出来たことは私にとってかけがえのない思い出です。

私は3年目からも脳外科医として当院で勤務させていただくこととなりました。専攻医として不安も大きいですが一層身を引き締めて研鑽を積み精進していく所存です。

2年間大変お世話になりました。支えてくださった先生方、医療関係者の皆様、事務の方々、同期、後輩達にこの場を借りて感謝申し上げます。
吉田 雅人先生

今西 崚真先生

「1年間の研修を終えて」

最初は右も左もわからず緊張する毎日でした。病棟の看護師さんって誰が1番偉いんだ?今話しかけて良いのか?と迷いながらナースステーションを意味もなくウロウロしていたのを思い出します。

性格もあって当初は積極性を出せないこともありましたが、業務に慣れ自信がつくに従って積極性を持ってあらゆることをできるようになったように感じます。やること為すこと全てが初めての経験で、毎日たくさんの刺激を受けながら研修を行えました。また皆様が本当に暖かく接して下さり、上手くできずに落ち込んでしまう時もありましたがその度に救われました。

来年度は大阪公立大学医学部附属病院での研修となります。指導してくださった先生方、事務やコメディカルの方々、ありがとうございました。色々な方に気軽に話しかけて頂けるようになってきたタイミングでの異動となり、寂しい気持ちもありますが、いつか成長した姿をお見せできるように今後も精進して参ろうと思います。

2年目研修医として当院に残る4名のことも何卒宜しくお願いいたします。
今西 崚真先生

髙畑 将太先生

「1年間の研修を終えて」

冷えた空気の中に花の香りがまじり、甘みを感じる季節となりました。その甘さが、この病院との別れを思い出させて苦しくなります。

この病院での1年は、誇れる同期と尊敬する先輩方、優しい医療スタッフの方々に囲まれてすごく充実しておりました。その中で患者様に「ありがとう」と言っていただけたこと、退院後にお手紙をいただいたこと、などたくさんの嬉しいことがありました。

一方で亡くなった方もいて。ご家族の前では懸命に涙をこらえ、けれど押し寄せる感情に逆らえるはずもなく、帰り道に一人で泣きました。悲しみは常に耳の奥で鳴り響き、なかなか慣れないものですね。

ずっと目指してきた医師の世界はまぶしく澄んでいて、その内に幾通りもの色がありました。

苦しくなった時にいつも思い出すのは、他職種をも含めた同期のこと。
朝早くから夜遅くまで頑張っている姿に、何度も勇気づけられました。時に彼らがまぶしく見え、光の陰に立ち尽くす日々もありました。けれど自分も同じように輝けると信じ、そんな未来へ向けて“荷造り”してきました。これからも精進してまいります。

長くなってしまいましたが、彼らと出会えた幸せなご縁に感謝いたします。
髙畑 将太先生

森 優花先生

「1年間の研修を終えて」

石切生喜病院での研修をはじめてあっという間に1年が経ちました。
不安な気持ちばかりを抱えて始まった研修医生活でしたが、1年間を通して上級医の先生方やスタッフの皆様は優しく接して下さり、充実した研修を行うことができました。
この1年間で医師として働く上で基礎となることや患者様との接し方などを学ばせてもらいました。

ローテート中の診療科の先生方はもちろん、そうではない科の先生方も診療の中で困ったことがあればすぐに相談に乗ってくださりました。手技を行う機会もたくさんいただき、たとえ上手くいかなかったとしてもアドバイスをくださり少しずつですができることが増えたと思います。また世間では働き方改革が進む中、研修医が時間内で習得出来ることを増やすために動いてくださった多くの方々には本当に感謝しています。

来年度からは大阪公立大学で引き続き研修を行うこととなります。1年間で学んだことを忘れずに、石切生喜病院出身の研修医として恥ずかしくないよう頑張っていきたいです。至らない所ばかりでしたが、1年間本当にありがとうございました。
森 優花先生