2025.03.18

合同カンファレンス

こんにちは、研修医1年目の織田です

 

もう3月となり研修医一年目も終わりとのことで、月日の流れの早さを実感している今日この頃です

 

今回は3月6日に大阪公立大学で開催された「プライマリケア合同カンファレンス」についてお伝えしたいなと思います

 

今回は今年度最後のプライマリケア合同カンファレンスで、当院からは研修医1年目の野原佑介先生が発表してくれました

 

演題名は「腰痛症と診断し帰宅させた51歳女性」です。

 

徐々に増悪する腰痛で当院救急外来を受診。身体所見上緊急性がないとのことで帰宅させたところ、後に化膿性脊椎炎がわかったという症例でした

 

 

救急外来では腰痛で来院される方は多く、診察上緊急疾患は考えにくいため後日整形外科外来受診を指示するという場面も多いのですが、中には化膿性脊椎炎という緊急入院を要する疾患も含まれるのだというとても教訓になる症例の発表でした

 

順位発表前、応援上映組

スライドはよく整理されて作られており、フロアからの質問の数も多かったのですが的確に答えていて見事2位に選ばれていました

表彰される野原Dr

 

 

野原先生、本当にお疲れ様です

研修管理委員長の堀尾先生と

 

当院では今回の大阪公立大学主催の合同カンファレンスだけでなく、様々な科において学会発表の機会を積極的に頂けます

 

上級医の先生方はお忙しい中、発表症例の理解からスライドの作り方、予演会など非常に丁寧に指導してくださります

 

臨床知識や技術の習熟だけではなく、発表技術の上達にも適した研修環境が整っておりますので

興味がある学生の皆様は是非一度病院見学にいらして下さい

 

研修医一同お待ちしております

 

受賞者コメント

研修医1年目の野原です。

この度は優秀演題賞をいただき誠に光栄です。

ご指導いただいた整形外科兼松先生、永澤先生ありがとうございました!

応援してくださった先生方に感謝申し上げます。

 

「腰痛症と診断し帰宅させた51歳女性」というタイトルで化膿性脊椎炎の症例を発表しました。

腰痛という主訴でどのような検査が必要であるのか反省と学びの多い症例でした。

発表を通して再度勉強できよかったです。

 

これからも貪欲に学び続けていきたいと思います。

指導医の整形外科の兼松Drと