2020.09.01

結紮・縫合練習会

こんにちは、研修医1年目の好本です

研修生活が始まって4ヶ月、あっという間の8月です。
新型コロナウイルスの影響で色々と夏のイベントは無くなっちゃいましたが、暑さだけは今年も変わりませんね
暑い日はみんなでビアガーデンに限りますがそれも難しく・・・さみしい夏です
・・・大人しく研修を頑張れってことなんでしょう 

というわけで、今回は先日院内で開催された結紮縫合練習会についてお話ししたいと思います

いつになく真剣な表情を見せる研修医たち(手前左から奥に國重先生、福田先生)と、立っているのは後輩の指導(冷やかし?)に来てくださった研修2年目の安田先生

業者の方が用意してくださった豚の皮や縫合のキットを使って、外科の先生に糸結びや縫合など基本的な手技を教わるというもので、毎年恒例の練習会です

縫合練習で使った豚の皮などなかなか自分では用意できませんし、先生方もマンツーマンで熱心に指導してくださり、本当にありがたい話です

今年は新型コロナウイルスの影響で開催が危ぶまれましたが、それでも業者の方々や院内の方々の尽力のおかげでなんとか開催していただきました。

基本的な糸結びや縫合はどの科に進んだとしても必須のスキルなので、研修医は皆真剣に取り組んでいます

外科の先生方が丁寧に手本を示しながら、熱心に指導してくださっています。
単純縫合からマットレス縫合、真皮埋没法など一から丁寧に教わりました。

これまで自分なりに糸結びや縫合をやっていましたが、やっぱり基礎をプロからちゃんと教わると自分の中で技術としてしっかり残る感じがします

特に糸結びをしている時の外科の先生の手の動きがとても滑らかで、自分のぎこちない手つきと比べると美しさすら感じました

これらの技術はどんなに練習しても終わりはないので、これからもどんどん自主練習していきます

ちなみに今回の練習会ではスポンジのキットと豚の皮を使いましたが、やっぱり豚の皮の方がヒトの組織に似ていて練習しやすいです。

豚の皮を研修医室の冷蔵庫に常備しておく、というのも練習にはいいかもしれません・・・少し気持ち悪いですが

最後に今回の練習会に参加してくださった外科の先生方、業者の皆様方、開催に関わった全ての方に改めてお礼申し上げます。来年度も機会があれば是非よろしくお願いいたします。