2018.05.16

初期研修を終えて(2018年)

初期研修を修了された先生方よりコメントを頂きました

切石達範 先生

「初期臨床研修を終えて」

5回生の時にマッチングのため病院見学に行った際に、先輩の研修医の先生を含め、医局の雰囲気が良く自分にあっていると感じて石切生喜病院で研修しようと思いました。また、当時の初期研修プログラムが特殊な形であり、そこに興味を惹かれたのも石切を選んだ理由の一つです。
市中病院ということで、様々なcommon diseaseを経験できますし、アドバンスドなICUでの管理を学ぶことも可能です。研修でいろいろな科を回ることになるので、いろんな先生方と接することになりますが、科どうしの垣根が低いため、他の科で研修していて困ったことがあれば、廊下ですれ違った先生に相談するなんてこともできます。「こういう手技を経験したい」と伝えておけば、手技の際にローテート以外の科の先生からでも呼んでもらえることもあります。こうしたところが大学病院での研修と違うところかと思います。救急は2年間を通して経験することになるので、基本的な症例であれば自信を持って対処できるようになります。また、研修管理委員会が初期研修医のことをよく考えてくださることもあって、労働環境もとても良いと思います。 初期研修医だけの医局があるので、リラックスできる環境が整っていますし、研修ルームでは腹腔鏡をはじめ手技の練習をすることもできます。
あとは、当人のやる気次第です。いろんなことを経験したい!と言えば、本当にいろんなことをさせてもらえます。初期研修先に迷う方はぜひとも一度見学におこしください。2年間石切生喜病院で楽しく研修ができてとても良かったと思っています。
切石達範 先生

角谷明洋 先生

「初期臨床研修を終えて」

私は2016年4月から2年間初期研修させていただきました。私が感じた石切生喜病院の研修の良さは、自主性を重んじ自分のペースに合わせて研修できることと各科の先生との距離感が近いことです。患者数や仕事量も各々に合わせた形で調整できるので自分の希望に沿った研修にしていけると思います。自分で勉強する時間もしっかりとれるので、仕事でバタバタしてよくわからないまま時間が過ぎていくということはまずないです。また各科の先生との距離感が近いので気軽に質問等しやすい環境です。その科を回っているときはもちろんですが、他科をローテートしているときもコンサルトしやすいので、各科のことで疑問に思っていることをその都度消化することで充実した研修生活を送ることができました。
まだどこで研修するか迷っている方は、ぜひ石切生喜病院での研修を考えてみてはいかがでしょうか
角谷明洋 先生

谷直樹 先生

「初期臨床研修を終えて」

石切生喜病院で2016年4月から2年間初期研修をさせていただいた谷直樹と申します。2年間初期研修を石切生喜病院で過ごして良かったと考えていますが、その理由の中でも特にお伝えしたいことは環境についてです。石切生喜病院には様々な科が揃っており、各科で症例が非常に豊富です。この2年間で私自身もcommonな症例からびっくりするような症例まで多岐にわたって経験することができました。そして、各科の垣根が非常に低いため、別の科をローテートしている時でも当直や時間外外来で経験した症例を含めて、常に何でも相談しやすい環境でした。教育熱心な先生方の下では、疾患に関してはもちろんのこと、手技に関しても熱く指導していただきました。臨床検査技師や放射線技師をはじめとした経験豊富なコメディカルの方々から学ぶことはたくさんあり、右も左もわかっていない研修医に対して親切にアドバイスをしていただいたことも多々ありました。医師や看護師だけではなく、病院で働く多職種の方々とコミュニケーションがとりやすい環境は研修を行う上で非常に重要だと感じています。
現在は研修プログラムの変革期であり、私自身が経験したプログラムとは異なる点もたくさんあるでしょう。しかし、プログラムが変わっても、院内の雰囲気や環境は大きく変わらないと思います。その環境で研修してみたいという方は、まず病院見学に来てみてください。
谷直樹 先生