2021.05.13

初期研修を終えて(2021年)

研修を修了された先生方よりコメントを頂きました

今本皓介 先生

「石切生喜病院での研修を終えて」

2020年4月から1年間石切生喜病院での研修させていただいた今本です。
石切での研修は不安しかないようなスタートになりましたが、それでも指導医の先生方に数多くご迷惑をおかけしながら、厳しくも愛のある指導をしていただき、実のある研修ができたと思っております。
特に志望科の先生は、手技は超一流で今後自分もこうなりたいと思えるような先生ばかりで、時には厳しく、時には明るく接していただき、石切での研修に対する姿勢も徐々に変わっていったのではないかと思います。
また同期は本当にこの人たちは研修医なのかと疑ってしまうほど仕事ができる人がそろっており、目標にすると同時に、自身の診療での悩んでいることや困っていることを気軽に相談しあい、切磋琢磨できるよきライバルでもありました。また、僕にとっては仕事だけでなく、ちょっとした相談事も嫌な顔をせずに聞いてくれるかけがえのない友達でもありました。
慣れ親しんだ石切をはなれ、新しい場所での仕事はまだまだ慣れないことが多く、不安の尽きない日々ですが、石切で一年間学び習得したことを最大限に発揮し、一味違うなと思わせるためにこれからも努力していきたいと思います。 石切生喜病院で数多く指導いただいた先生方をはじめ、職員の方々、一年間本当にお世話になりました。ありがとうございました。
今本皓介 先生

岸本和也 先生

「研修を終えて」

石切生病院での初期臨床研修は大変充実したものだったと思います。研修が始まったころは、学生とほとんど変わりない知識・技術しか身に着けていないのに、自分が主体となって医師として動いていかなければいけない現実・責任の重さに愕然としました。しかし、石切生喜病院の上級医の先輩方は、教育熱心な方たちばかりで、それぞれの科をローテートするごとに確実に実力がついていきました。
また、自分が何科志望であるのか、今どの科をローテートしているのかにかかわらず、手厚い指導をうけることができ、科の垣根が低い、研修していてとても快適な病院であったと実感しています。カンファレンスや発表、手技系実習、感染症講義なども定期的に開催され、研修医が学ぶべき、そしてこれから医師として働いていくうえで必要とされることを一通り学ぶことができたと思います。
医師以外の他職種・医療スタッフの方たちも、私たち研修医を温かくサポートしてくださりました。
最後になりましたが、この2年間お世話になった諸先輩方、医療スタッフの方たちには心から感謝しております。本当にありがとうございました。石切生喜病院で学んだことを糧にして、これからもさらに精進していきたく思います。

佐野智弥 先生

「石切生喜病院での初期臨床研修を終えて」

初期臨床研修の2年間があっという間に過ぎ去り、ついに専攻医という立場になりました。この2年間、石切生喜病院だけでなく、いくつかの連携施設で色々な科をローテートし、自分の志望科であるか否かに関わらず丁寧に指導していただき、実に多くの貴重な経験をさせていただきました。特に外科志望の自分にとって内科での研修期間は想像以上に濃密な時間の連続で、どの科でも魅力のあるご指導を賜り、各科でもう数か月ずつ働きたいと思うほど多くのことを学ぶことができました。
思い返してみれば、朝早くから患者さんの採血をさせていただくことに始まり、多くの場面で手技の機会を与えていただき、そのたびに知識や技術とともに患者さんと接する医師としての心構えを学ぶことができ、この2年間は石切での研修で本当に良かったと思います。実績のある先生方にご指導いただき、個性的で優秀な同期にも恵まれ、充実した環境で育てていただき感謝の気持ちでいっぱいです。
これからは自分の幼いころからの夢である外科医として腕を磨いていくことになりますが、石切で培ってきたものを全て活かして、さらにレベルアップしていきたいと思います。
2年間、本当にお世話になりました。

三好瑛介 先生

「研修を終えて」

2年間、石切生喜病院にて初期研修をさせていただきました、三好瑛介と申します。
この2年間はあっという間に過ぎてしまいましたが、とても充実した研修生活を送ることが出来ました。
研修医として働きだした頃は、何をしていいのか全然わからずに戸惑うことばかりでしたが、周りの先生方には、とても優しく丁寧にいろいろなことを教えて頂きました。救急対応や入院管理、手技や手術など学ばなくてはいけないことがたくさんあり、はじめは出来ないことばかりでしたが、先生方のご指導のおかげで少しずつ出来ることが増え自信にもつながりました。
もちろん、医師としてはまだまだ未熟ですが、研修医の間に学ばなければいけない大切なこと、基本的なことをたくさん学ばせて頂きました。何かわからないこと、困ったことがあればすぐに相談でき他科の先生方やコメディカルの皆様にも気兼ねなく相談に乗っていただき、アドバイスを頂ける環境で様々なことを学ぶことが出来ました。
石切生喜病院で学んだことを生かしてこれからも頑張っていきたいと思います。

安田拓斗 先生

「研修を終えて」

2年間、医療法人藤井会 石切生喜病院で初期研修をさせて頂きました安田拓斗と申します。
2年間を振り返りますと、いろんなことがありましたが、ほんとにあっという間の2年間であったように思います。
石切生喜病院の良いところは、多くの診療科があり、基本的なことから専門性の高いことまで、多くのことを学ぶことが出来ました。それにもかかわらず、診療科間の垣根が低く、他科の研修中でも、相談に乗ってくださる先生方ばかりでした。
また診療、処置ともに熱心に御指導してくださる先生方ばかりであり、様々なことに挑戦させて頂き、多くのことを学ぶことが出来ました。
先生方はもちろんのこと、看護師さんや技師さん、コメディカルの方々に支えられ、とても充実した初期研修を過ごすことが出来ました。来年度より他病院での勤務となりますが、この病院での経験を糧とし、日々尽力していきます。
2年間、大変お世話になりました。ありがとうございました。

栁笑力 先生

「石切生喜病院での初期臨床研修を終えて」

2019年4月より2年間、初期研修をさせて頂きました栁笑力です。あっという間の2年間でしたが、非常に密度の高い、充実した研修期間を過ごすことができました。
石切生喜病院には学生時代に病院見学・実習で来させて頂き、ぜひここで研修したい!との一心で希望をさせて頂きました。たくさんの魅力があると思いますが、最も強く感じたことは各科の距離の近さ・垣根の低さだと思います。2年間の研修の中で様々な先生方と接し、またローテーションしていない科の先生とも当直業務等でご一緒させて頂きましたが、どんな場面においても親切にご指導いただき、多くのことを経験できたように感じます。経験できる症例が非常に多く知識・手技的な面での充実度や、学会発表などの学術面に関してもしっかりサポートの頂ける環境が整っていると思います。
私自身は整形外科を志望しており、整形外科中心のローテートとなりました。数多くの症例の中で、しっかりとした専門的なサポートを頂きながら、3年目以降に繋がる充実した研修を送ることができました。
この記事を書かせていただいている現在、引き続き石切生喜病院にて、今年度からは整形外科医として勤務させて頂いております。少しでも御恩返しできるよう、頑張りたいと思います。
2年間の初期研修におきまして関わらせて頂きました先生方、職員・スタッフの方々、本当にありがとうございました。
栁笑力 先生