栄養管理室
給食管理ならびに臨床栄養管理業務を行っております。
施設認定
- 日本臨床栄養代謝学会NST(栄養サポートチーム)稼働施設
業務内容
給食管理
食事は治療の一環として、基本的には医師が患者さまの病態に合わせて食事の種類を決定しますが、患者さまの状態に応じて管理栄養士が内容の調整を行います。
- 経営形態
- 直営
- 栄養給食管理
- 成分栄養管理
エネルギーコントロール食、易消化食、咀嚼嚥下食、検査食、
たんぱくコントロール食、脂質コントロール食、術後食 他
- 給食数
- 1000食/日(職員食、保育所、計400食/日 を含む)
- 給食形態
- 中央配膳、患者食堂定食方式フルサービス
- 献立
- 入院患者さまを対象に食事アンケートを年2回行い、その結果を次回の献立に反映しています。
その他行事食、お誕生日食なども提供しています。
- 喫食時間
- 朝食8時、昼食12時、夕食18時
臨床栄養管理
医師、看護師、管理栄養士による栄養評価をもとに低栄養のリスクがある患者さまを抽出し、管理栄養士による栄養介入を行っております。そして、必要栄養量を満たすことができるよう、食事内容の調整や栄養投与方法など栄養管理計画をたて、退院されるまで継続した栄養管理を実施しています。
そして、栄養状態の問題が大きい場合等は、栄養サポートチームNST(多職種で構成され、それぞれの専門性を活かし、安全かつ有効な栄養管理を実践する医療チーム)での介入を実施しています。
栄養食事指導
入院・外来患者さまとそのご家族を対象に、当院の医師による診察を受けていただいた上で、栄養相談(指導)を実施しています。患者さまの食事療法をサポートできるよう、パンフレットやフードモデルなど様々な媒体を用い、食事量やバランス、外食や惣菜の利用方法、し好品について等、ライフスタイルに沿った指導を心がけています。
栄養指導件数 (およそ件数/月)
- 入院栄養個別食事指導
- 70件/月
- 入院糖尿病教室
- 5件/月
- 外来栄養個別食事指導
- 60件/月
- 透析継続栄養指導
- 80件/月
- 藤井外科外来栄養指導
- 個別2件/月
チーム医療
栄養管理面からの診療サポートとして各チームのカンファレンス・回診などに参加し、提案や情報提供を行っています。
栄養サポートチーム(NST)
NST(nutrition support team : 栄養サポートチーム)とは、患者さまに最適の栄養管理を提供するために、医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士、言語聴覚士など多職種で構成された医療チームのことです。
NSTでは、入院患者さま一人一人に応じた栄養状態を評価し、病気や手術のために十分な食事が摂れない患者さまに最も適切な栄養補給方法や、病気の回復や合併症の予防に有用な栄養管理方法の提案などを行っています。
NST活動
チームでの回診・カンファンスを毎週金曜日に行い、栄養素の投与量の決定や投与方法の選択、また投与後に栄養状態の改善が得られているかを検討しています。ベッドサイドでは、患者さまおよび家族に栄養治療計画に基づいた説明を行っています。月に1回開催している委員会では、活動状況の報告・確認と、改善点や最新の知見を話し合うなど、より良い活動を目指しています。また、勉強会を開催し、メンバーの知識の向上や職員に対する啓蒙活動にも取り組んでいます。
NST介入件数月推移(2019年度~2020年度)
その他参加チーム
褥瘡対策チーム、摂食嚥下チーム、緩和ケアチーム、透析予防診療チーム、心臓リハビリテーションチーム など
スタッフ紹介
室長補佐 |
西銘 麻友 |
主任管理栄養士 |
1名 |
管理栄養士 |
9名 |
(各種認定資格)
NST専門療法士 3名
静脈経腸栄養(TNT-D)管理栄養士 1名
日本糖尿病療養指導士 2名
病態栄養専門管理栄養士 1名