診療科・部門紹介

DEPARTMENT

放射線検査室

より快適に安全で質の高い検査・治療を受けていただくために、各分野における専任のエキスパートが担当しております。

部署紹介

当院の放射線検査室では、放射線検査室は男性技師23名、女性技師9名、計32名の診療放射線技師と8名の放射線科看護師、3名の放射線科クラークが業務に携わっております。(2022年時点)
個性あふれるスタッフが働く放射線検査室では、はさまざまな分野に分かれて検査を行っております。
健診などでよく目にすることがある胸部や腹部、骨などを撮影するエックス線撮影、CT検査、MRI検査やPET-CT検査、また女性にとって関心が高いマンモグラフィー、骨密度検査、そして体を切ることなく治療を行う、血管内カテーテルによるIVRや高エネルギー放射線照射による放射線治療(リニアック)など多岐にわたり、現代医療の診断・治療には欠かせない部門となっております。

放射線検査の詳しい内容は、検査法アラカルト、検査機器のページを見てください。

検査アラカルト

各種放射線検査室を紹介します。
一般撮影室
当院の一般(レントゲン)撮影はすべてデジタル化されており、従来のフィルムを使用しないため、診察場への画像提供までの待ち時間がかかりません。
一般撮影室は1階3番放射線科、2階16番放射線科にあり用途によって使い分けています。

一般撮影室  胸部 手背 腹部XP

CT撮影室
CTは放射線を用い、放射線の透過を利用し、人体の輪切りの画像を再構成する装置です。
当院では80列CT,320列CTを導入しており、広範囲を撮像できることにより検査時間を短くできます。常に拍動している心臓血管も描出可能です。
MRI撮影室
MRIは核磁気共鳴断層撮影といい、放射線は使用しませんが、非常に強い磁気と電磁波を利用し、画像を再構成する装置です。
1.5T(テスラ)と3Tを導入しており、撮像内容、撮影部位により使い分けています。
マンモグラフィー撮影室
乳房を板にて圧迫し、薄くした状態で撮影することにより腫瘍性の病変をより鮮明に描出することができます。
乳房検診、手術前検査などに用いられます。
X線透視室(TV室、Cアーム室、Cアーム1室)
リアルタイムで透視画像を表示することができる装置です。
主な検査として、バリウムを用いた胃透視検査、消化器内科によるERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)、呼吸器内科による気管支鏡検査、放射線科によるIVR、他に外科、泌尿器科、婦人科など多様な検査に対応しています。
心臓血管撮影室
カテーテル(細く柔らかい管)を動脈や静脈などに挿入し、心内圧測定や冠動脈や心臓の血行動態を描出する検査です。
循環器内科による心臓の血管治療、不整脈治療などを主に行っております。
脳血管撮影室
心臓カテーテル検査同様、カテーテルを使用し、脳血管、頚部血管の血行動態を描出します。
脳神経外科による頭頚部血管の検査・治療に使用しています。脳梗塞、くも膜下出血に対する治療を主に行っています。
PET-CTセンター
内に投与した放射性同位元素により体内から放出したγ線を検出して画像にしています。
腫瘍の良悪性の鑑別や転移検索などに使用されます。
骨密度検査
骨の中にあるミネラル成分の量を測定します。骨密度が低下すると骨折等のリスクが上がります。
骨粗鬆症などの評価目的に使用されます。当院では腰椎、大腿骨で測定します。
放射線治療室
高エネルギー放射線、電子線を用い“がん”やその他腫瘍に照射し治療を行います。

検査室の主な資格

積極的に研鑽を積み、各分野で活躍しています。

  • 放射線取扱主任者
  • 医学物理士
  • 放射線治療品質管理士
  • 放射線治療専門放射線技師
  • 血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師
  • X線CT認定技師
  • 乳房撮影認定技師
  • 医療情報技師
  • 衛生管理者
  • 医療安全管理者

スタッフ紹介

技師長 大原 晋吾
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