診療科・部門紹介

DEPARTMENT

心臓リハビリテーションにおける薬剤師の仕事

心臓病の患者さまが退院して家庭復帰・社会復帰するために、体力の回復を目的として運動トレーニングを行う際、病状や体力に合わせて運動の強さを調整したり、心電図に異常が現れないか監視したりする必要があります。心臓リハビリテーションでは、医師・看護師など多職種が連携し、安全で効果的な運動トレーニングを行えるよう、患者さまを支援しています。

服薬指導

心臓リハビリテーション時に、お薬のお話をしています。薬の作用・副作用・相互作用・生活上の注意点などについてお話ししたり、薬についての疑問にお答えしたりすることで、患者さまが安心してお薬を服用できるように努めています。お薬を飲みにくいと感じている患者さまがいらっしゃったら、一緒にどうすれば飲みやすくなるか考え、他のスタッフと連携して対応することで、患者さまのQOLの向上や再入院回避に貢献しています。

カンファレンス

2週に1回、心臓リハビリテーションに通う患者さまについて、カンファレンスを行っています。カンファレンスには医師・看護師・薬剤師・理学療法士・管理栄養士・臨床検査技師が参加し、情報共有を行い、各視点から患者さまの今後のリハビリテーションについて話し合います。

勉強会

定期的に勉強会を行うことで、スタッフ教育に努めています。各職種が各専門分野について発表を行います。薬剤室からは、主に循環器内科・心臓外科領域で使われる薬について、使い方や注意点について発表しています。また、勉強会に限らず、各専門分野について質問をし、回答することで、相互的に理解を深めています。

学会

心臓リハビリテーション学会や日本心臓病学会など、各学会の学術集会に積極的に参加しています。2018年度は心臓リハビリテーション学会で薬剤師がポスター発表を行いました。現在、心臓リハビリテーション指導士を目指して活動中です。

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