●その他
■ | 肺腫瘤切除 |
良性肺腫瘍、転移性肺腫瘍の切除。肺末梢部の腫瘤は胸腔鏡で容易に切除できます。ただし肺中枢部(肺の深部)の腫瘤の切除は胸腔鏡では困難です.超高齢者やリスクの高い患者さまの末梢性肺がんの場合も部分切除することがあります。 |
■ | 肺生検 |
瀰漫性肺疾患などの場合、肺や縦郭の組織の一部を切除し病理学的検査(顕微鏡検査)などで確定診断に利用します。 |
■ | 縦隔膿瘍ドレナージ |
咽頭炎などでも、糖尿病を合併した患者さまなど免疫機能が低下している場合は縦隔まで炎症が波及し膿瘍(うみのかたまり)を形成することがあります。この膿をドレナージ(排出)します。特に限局した膿瘍(うみのかたまり)の場合は簡単にできます。 |
■ | 良性食道腫瘍 |
食道の平滑筋腫瘍などの良性腫瘍は胸腔鏡手術で切除できることが多いものです。 |
■ | 審査的手術 |
肺がん等で胸膜播種(胸腔に肺がんがばらまかれている場合)が疑われる場合に、通常の開胸に先立って胸腔鏡で胸腔内観察が行われる場合があります。胸膜播種がある場合は、通常の開胸は患者さまの負担を増すだけですので、むだな開胸を行わずにすみます。 |
■膿胸 、心膜開窓術 |