最新医療情報(いしきりスペシャル)
急性期脳梗塞に対する集学的治療について
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当院では脳卒中ホットラインを有し脳外科医が24時間体制をとることで、超急性期の脳卒中に対する集学的治療を提供できる体制を整えております。
治療に関しては、基本的には脳卒中治療ガイドラインに沿っております。
具体的には、発症4.5時間以内と考えられる患者さんに対しては、まずはプラスミノゲン・アクティベータ(rt-PA)の投与を検討します。また脳梗塞の部位によっては、追加治療として発症6時間以内と考えられる状況であれば、血管内カテーテル手術による機械的血栓回収療法を施行しております。状態によっては、発症から24時間以内であれば、機械的血栓回収療法を検討する場合もあります。
これらの治療は時間との勝負です。治療開始が早いほど良好な結果が期待できるため、脳卒中ホットラインは重要です。
当院では超急性期の脳梗塞に対する集学的治療の体制を整えており、一次脳卒中センターの認定を受けております。