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検査法アラカルト

CT

CT検査ってどんなもの?

CTは体の輪切り像を写し出す装置で体の内部まで見ることができます。体のどこでも横断像としてみることができ、脳、胃、腸、肝臓、腎臓、膵臓、胆嚢、子宮、膀胱等すべて輪切り像を見ることができ、それぞれの臓器の内部まで見ることができます。

CTはcomputed tomography(コンピューター断層撮影)の略です。金太郎飴をご存知でしょうか。外から見るとどんな顔かわかりませんが輪切りにすると、どんな顔をしているのか、目は何色なのか、笑っているのかがわかるでしょう。CTも同じで外からは見えないものを輪切りにしてどうなっているかを見ることができます。

CTではどんな臓器も輪切りにして見えますが、診断にすべての臓器で万能ではありません。写真ですので動いている臓器はぶれてしまい鮮明な写真になりません。したがって常に拍動している心臓は細かいところまでわかりません。また胃や腸などの消化管も不得意です。CTで輪切り像を作ったとしても診断に有用でない場合もたくさんあり、病気の種類によって選択されなければなりません。

石切生喜病院ではGE社(アメリカ製)のヘリカルCTを2台導入し、検査時間の短縮、予約待ちの短縮、緊急時の迅速な対応ができるようになりました。